[アルバムの沼#1] ”Hybrid Theory”-Linkin Park 

HOBBY

さえない理系大学生のユウキです。
僕は中学生の時に音楽の沼にはまって以来、色々な楽曲を聞いて来ました。
(アルバムを通して聴くのが好み)
その中には皆さんと共有出来たらいいなと思う作品が山ほどあり、このブログでも紹介していこうと思いました。題して「アルバムの沼」!…ださッ!
僕は音楽について専門的に詳しいわけではありません。
そのため評価は完全に感覚(dreamer)便りです。それでも、多くの人(特に音楽をあまり聞かない人や限定されたジャンルしか聞かない人)に興味を持ってもらえるよう頑張ります。
「アルバムの沼」の目的は多くのアルバムを素人なりに簡単かつ面白く紹介することです。
音楽をいっぱい知ってモテたいとか思ってる中高生男子、あつまれあつまれ~!

出典:「Hybrid Theory」(by Linkin Park)
のディスクジャケットより
Designer/Frank Maddock

記念すべき第1回目はアメリカロックバンドのLinkin Park(日本でも大人気)による
“Hybrid Theory”を紹介していきます。
どんな人にオススメ?:理系の学生、悩みに苦しむ人

1. アルバムの概要

リリース(公開日):2000年10月24日
ジャンル:Nu metal, rap metal, alternative metal, rap rock, alternative rock

“Hybrid Theory”はアメリカロックバンドのLinkin Park(リンキン・パーク)によるファーストアルバム(一枚目のアルバム)です。

ーLinkin Parkについてー
リンキンパークは6人(現在は5人)のメンバーからなるバンドです。その中でも初心者の人にまず知ってもらいたいメンバーは二人。一人目はマイク・シノダです。父親は名前の通り日系アメリカ人です(ちなみに彼の弟さんは同志社大に留学していたとか)。ボーカル、ギター、ラップ、キーボードを担当します。とにかく多彩で作曲もします。彼の作る音楽とラップは理系チックで美しくかつかっこよく、聞くと絶対に賢いだろうなと思わされます。二人目は今は亡きチェスター・ベニントンです。メインボーカル、作詞を担当します。彼は思春期に(あるいは人生を通して)色々なものに苦しみました。しかし、それらに立ち向かっていく姿を音楽を通して僕たちに見せてくれます。彼の歌詞に救われた人は多くいるはずです。また彼は勇敢で美しく、優しく、ときには心の叫びのような激しい声を発します。リンキンパークの音楽は計算され尽くした電子サウンド、マイク・シノダのスマートなラップとチェスターの美声による掛け合いなどが特徴です。

ー”Hybrid Theory”についてー
“Hybrid Theory”の楽曲は名前の通り色々なジャンルの音楽の要素を混ぜ合わせて作られています。歌詞はチェスターが思春期に悩まされたドラッグやアルコールの依存、両親の離婚、孤独、失望、人間関係の難しさを取り扱っています。ジャケット写真(上の画像)はトンボの羽が生えた兵士のイラストでハードな音とソフトな音の融合を象徴しています。

参考文献:Wikipedia-Hybrid Theory

2. 収録曲

1.Papercut (筆者イチオシ!)
最初、電子ドラムによるハイセンスなビートが静かに始まり、そこにエレキギターの警報みたな音が加わって、雲を爆速で突き抜けるような電子音、そしてヘビーな音楽が始まります。このでだしは何度聞いても興奮します。そしてスマートなラップからの不安を発散させるような激しいサビ。”Beneath my skin”の叫びでサビは終わるのですが、そこに重なってまたスマートなラップが始まります。ここがかっこいいポイント。2サビが終わるとささやきが聞こえます、何かが始まる予感。なんとエモい(世の中の真実にたどり着いたときのような感じの)パートが始まります。ここ個人的にめっちゃ好きです。和訳すると「太陽は沈む、それは光が俺を裏切ってるように感じるんだ」という歌詞もベタにかっこよすぎる。そして最後にはこのエモパートとヘビーなサビが重なって終わります。はい、完璧(笑)。

2.One Step Closer
めちゃくそヘビーな2曲目。”I cannot take this anymore”の入りが理由なく好きです。歌詞の内容は何かをしつこく言ってくる奴らへの文句です。口うるさい先輩や上司に悩みを抱えている人はサビで一緒に”And I’m about to break”と叫びましょう!きっと気が晴れますよ。そして極めつけは2サビ後のチェスターのシャウト(叫び)、”Shut up when I’m talking to you”!くぅ~気持ちいい!

3.With You
落ち着いたラップパートと激しいサビのギャップが魅力です。歌詞の内容はタイトルが全てを物語っています笑。

4.Points Of Authority
曇ったラップで始まります。ターンテーブルを回すと出る「シュッン」という音とエレキギター、ドラムによる激しい間奏。その後の高い声と低い声を重ねている部分が好きです(いやそこ好きなん!?)。

5.Crawling
この曲はリンキンパークを代表する曲のうちの一つです。最初、光る緑の魂を閉じ込めた水晶が鉄のレールを滑るような音が聞こえます。そしてソフトな電子音からのエレキギターを合図にチェスターによって激しくたくましく歌われる主題(サビ)から始まります。落ち着くと一転してチェスターの美しく優しい声でAメロが始まり、続くBメロでたくましい声に戻りマイク・シノダのラップを挟みます。そして再び主題(サビ)がやってきて盛り上がります。歌詞はチェスターの薬物やアルコール依存との葛藤がテーマです。自分の中に抑えきれない何かがいるんだ。

6.Runaway
またこの曲もソフトで不思議な電子音によって始まります。このソフトな電子音はAメロもずっとバックで鳴り続けます。なんかもやもやと光っては消えるような音。聞き心地がいい。一方で2サビが終わった後のBメロ(ブリッジ)は雷雨のように激しいです。

7.By Myself
最初のラップ、”Do I”ってめっちゃ問いかけてきます。この曲はサビが好きです。サビの出だしはラップとシャウト(叫び)の激しい掛け合いで始まり、チェスターが歌い始め、最後はエモい感じで終わります。

8.In The End (まずはこの曲!)
出ました「In The End」。この曲はリンキンパークの曲の中でも知名度1、2位を争うほど有名な曲です。時間がない人はとりあえずこの曲を聞くことをおすすめします。
出だしはキーボードによる有名なメロディーでしとやかに始まります。このメロディー、なんでこんなに頭に残るんだろう。そしてチェスターの美声(こんな声もだせるのかッ)をゴングにマイク・シノダのスマートなラップが始まります。途中チェスターの美声を挟みながらラップはだんだんと盛り上がっていき、マイク・シノダの声とチェスターの声が重なって壮大なサビに続きます。サビは壮大でチェスターが高い塔のてっぺんで叫んでいる情景が頭に浮かびます。2サビの後はチェスターの美声でエモい(すべてに失望し、悟ってしまった感じの)パートが始まり、嘆き、叫びがあり、ラスサビになります。
歌詞は「失望」がテーマです。サビの和訳すると「けど結局はどうでもよくなった」という題名にもなっている歌詞が印象的です。僕は部活の大会前にこの曲をよく聞いていたのですが歌詞的にはよくなかったのかも笑。

9.A Place For My Head
個人的にこのアルバムはここからが終盤戦という気がします。この曲はサビで終わらずマイク・シノダのラップとチェスターの雄叫びで嵐を起こして終わります。からの…
この曲と次の曲のつなぎが「Hybrid Theory」で一番のドブ沼ポイントです!

10.Forgotten (ドブ沼な1曲!)
9曲目が最後、嵐を起こして終わります。そしてその嵐は一瞬落ち着くかのように思うのですが、なんと暗雲の中から風神と雷神が現れます。ヘビーなエレキギターに、風のようなマイク・シノダと雷のようなチェスターの掛け合いでこの曲が始まるのです。この掛け合いが終わると一転してマイク・シノダのスマートなラップパートになります。そしてまた風神と雷神の激しい掛け合いが始まり、次はチェスターが歌い上げるパートになります。力強くまさに雷神のような歌声からの最後はエモ(神らしく落ち着いた感じ)で終わります。2回目のAメロ(1サビが終わった後)の入りが「ムゥゥゥゥゥゥゥゥ」と始まるのですがここもいいね(え?笑)。2サビが終わるとマイク・シノダが荒ぶります。ここも聞き所!そしてラスサビで終わります。あ、晴れた。

11.Cure For The Itch
インスト(歌のない曲)です。歌はないですが聴き応え十分です。箸休めになりそうでなりません笑。

12.Pushing Me Away
外国の通常盤だとこの曲で最後になります(日本盤ではあと2曲続きます)。
ヘビーではあるもののエンディングっぽい曲です。

13.My December
まさかのゴリゴリゴロリなバラード。チェスターの美声が心まで染みます。雨の日にはぜひこの曲を聴きながら散歩してみてください。余裕で心が浄化されます。

14.High Voltage
怪しい感じで始まります。スマートですさまじいラップからの”It’s High Voltage”です。2サビ後のチェスターの曇った声もいいね。

※ ””で囲まれた文章は各楽曲の歌詞より引用

3. ど素人のど素人によるど素人のための評価

沼ランク:A
“Hybrid Theory”は僕がリンキンパークのアルバムの中で初めて聞いたアルバムであり、一番好きなアルバムでもあります。リリースは2000年で僕が生まれる前になりますが2021年の今でも「近未来」を感じさせてくれます。計算し尽くされたサウンドやスマートなラップパートは陽キャの文系学生だけでなく、陰キャの理系学生をひきつける魅力があります。またかっこよくてヘビーなサウンドでありながらも実は丁寧で柔らかいサウンドになっていてその質感は絶妙です。
ただ構成が似ている曲が多く、音の種類は豊富なのですが構成的には収録曲の数に対して種類が貧しく、ど素人の民がアルバムを通して聞くと途中で飽きを感じるかもしれません。
僕はこのアルバムから不安、それに立ち向かう勇ましさ、優しさ、怒り、賢さ、色々なものを感じました。みなさんは何を感じるでしょうか?

ど素人がアルバムから選ぶオススメ曲TOP5
1.Papercut/オイラーの公式のようなかっこよさ
2.Forgotten/雷神と風神
3.In The End/結局、この曲よ
4.Crowling/水泳のクロールは苦手です
5.One Step Closer/心が叫びたがってるんだ。

4. このアルバムを一言で

陰キャ理系学生も魅了される
数学のような美しさ感情的な激しさを持った近未来のアルバム。

ではまた次回のアルバムの沼でお会いしましょう。

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